冬の京都 石庭を巡る

昨年(平成26年)の冬に韓国からの客人を案内して和歌山の高野山に詣でた。古刹の石庭を眺めながら精進料理を食した。大食漢の韓国人には味が薄く量の少ない食事と空虚で石のみを配した庭が印象に残ったようであった。次の機会には京都の石庭を巡ろうと真冬の高野山を離れた。
 この冬、約束を果たすべく京都の著名な石庭を巡る計画を立てたが、残念ながら火急な用事で来訪が叶わず案内することが出来なくなった。折角予約したホテルなどをキャンセルするのも勿体ないとピンチヒッターの妻を伴い、冬の京都「石庭巡り小旅行」に出かけた。

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On 3月 10th, 2015, posted in: 樹木医アラカルト by KO

雪の大山 その3

御机から鏡ヶ成へは車で30分ほどで到着。鏡ヶ成にもスキー場があり、ゲレンデでスキー客が滑っているのが見えた。ここのゲレンデは傾斜がゆるく初心者向きである。

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On 3月 7th, 2015, posted in: 樹木医アラカルト by KO

雪の大山 その2

 今日も天気は良さそうだ。車の中では寒くてあまり寝れなかったせいか、頭がまだボーとしている。昨日は夕陽が望めなかったので、朝陽を期待して今日も鍵掛峠まで出かけることにする。
 真っ暗い雪道をひたすら歩く。鍵掛峠に着いた時は空が少し明るくなっていて、星は既に見えなくなっていた。大山は雲一つなく凛として冬空にそびえていた。
 しばらくして東の空が紅くなり、それとともに大山に朝陽が当たってきた。しかし思ったほど大山は紅くならなかった。

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On 3月 3rd, 2015, posted in: 樹木医アラカルト by KO

雪の大山 その1

 古くから日本四名山と呼ばれている山がある。それは、富士山、立山、御嶽山、大山の4つの山のことで、いずれも信仰の山として有名である。しかし大山以外の3つの山は標高が3,000mを超えているのに対し、標高が1,729mしかない大山が選ばれているのは意外な感じがする。
 その大山は鳥取県に位置し日本海に面していて、冬は雪や曇りの日が多く、あまり晴れている日は少ない。
 平成27年2月20日、天気予報では高気圧が日本に張り出してくるとのことだったので、大山に向かって車を走らせる。
大山を望む好ポイントとして鍵掛峠(標高912m)があげられる。鍵掛峠から北を望むと大面積のブナ林が拡がり、その上には大山南壁の無数のガレ場が一望できる。新緑や紅葉の観光シーズンには多くの車で混雑する場所でもある。
 しかし、冬場は雪のため車は通行止めになり、鍵掛峠へ行くには奥大山スキー場から徒歩でしか行くことができない。

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On 3月 1st, 2015, posted in: 樹木医アラカルト by KO

人工島―特異な植栽環境

今年2015年はなんと国際土壌年!です。(この国際土壌年というものが決まったのは第68回の国連総会(2013年)ですので、なんとも耳に新しい言葉ですね。)
 ありがたいことに私自身、樹木医の立場にあって、国内外で実に様々な土壌に出会いかつ頭を悩ませる機会に恵まれました。
その経験の中でも特徴的なもののひとつに、とある人工島があります。

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On 2月 26th, 2015, posted in: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について by KO

購入癖

 歳を重ねると、物忘れがひどくなってくる。誰しも感じる事ではないだろうか?我がN造園の先代親方である義父も例外ではない。
財布や携帯電話を忘れてくるなんて事は、しょっちゅうだ。仕事の帰りに家の鍵がないと騒ぎだし、帰ってみると玄関に刺さっていた・・・という話も、1度や2度ではない。

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On 2月 20th, 2015, posted in: 樹木医アラカルト by KO

朝焼けの大普賢岳

暦の上では立春は通り過ぎたが、まだまだ寒い日々が続いている平成27年2月7日に、朝焼けの大普賢岳(標高1780m)を見るため大阪を午前1時に出発。
 大台ケ原ドライブウェイの入り口に到着すると、すぐ登山の用意をし、午前3時45分に出発。雪のため閉鎖されているドライブウェイを黙々と歩く。
 思ったほど雪は少なく、スノーシューを付けなくても十分歩けるが、夜道は周りの景色が見えないのであまり気分はいいものではない。
 歩くこと約3時間で、大峯奥掛道の展望が開ける場所に到着。寒い中、朝日が昇るのを待つ。風はほとんど無く、目の前には月と一緒に大普賢岳と修行の山で知られている山上ヶ岳(標高1719m)が良く見える。

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On 2月 15th, 2015, posted in: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について by KO

「稲村ヶ岳」の夕映え

 2014年の正月から「稲村ヶ岳」(標高1,726m)の夕映えを撮るために、何度もチャレンジしているが、なかなかうまく撮ることができないでいた。
 「稲村ヶ岳」が一番形良く、迫力ある姿で見える場所は、観音峰の南側にある観音峰展望台(標高約1,220m)である。
 観音峰展望台は、登山道の入り口からはゆっくり歩いて約90分程で着くことが出来、非常に手頃な登山コースになっていて登山者も多い。夕映えを撮ろうと思えば、太陽が沈む時に山が晴れていて、夕陽が山に当たることが条件となってくる。
 しかしせっかく山が晴れていても、夕方は太陽が雲に隠れ、夕陽が山に当たらないことが多い。また夕陽が当たっても肝心の山が雲で隠れていることもあり、なかなかこの条件を満たす瞬間は1年のうちでも限られてくる。

 さて2014年もあとわずかの12月19日、登山口を13時30分過ぎに出発し。観音峰展望台を目指す。雪はあまり多くなくアイゼンなしでも進める。しばらく歩くと汗が出てきて、Tシャツ1枚でも寒くない。15時頃、観音峰展望台に到着。青空が広がり、雪をまとった稲村ヶ岳が目の前に見える。

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On 1月 10th, 2015, posted in: 樹木医アラカルト by KO

豪雨からの脱出(その5) ありがたい樹木医仲間。

 平成26年8月4日の月曜日、仕事で約束を入れていたお客さんに電話を入れ面会をキャンセル。あちこちに電話連絡を済ませた頃、国道55線と国道194号線だけが開通しているという情報を得ました。国道55線は海沿いを走り室戸岬を経由して徳島県に抜けるルートです。194号線は山越えし瀬戸内海側に抜けるルートです。愛媛県西条市につながります。
 ホテルのフロントで確認すると「55号線の方が平坦な道なので安全です。強風や高潮ではなく豪雨だけが問題なので海沿いの道の方が安全です。」との話です。車で来られている観光客は関西の人が多く、山越えの愛媛県に入る194号線より、55号線で徳島を目指す人が大半です。私も55号線で帰ろうと思いましたが、ふと、高知県樹木医会で私と同期生のHさんを思い出し電話してみました。

 Hさんは高知県の支部長を長年されている方で信望の厚い樹木医です。Hさんのアドバイスは次ぎのようなものでした。55号線の室戸経由はすごく遠回りになる。普通に走っても徳島に抜けるのに4時間かかる。今日だと6時間では県境を越えられないだろう。また、降雨量が80mmを超えると通行止めになる箇所がある。そうなると立ち往生になる。
 山越えの194号線はつい最近、全面的に整備された。一番の難関は立派なトンネルが開通している。車線幅も広くなって走りやすい。山は広葉樹林帯で斜面崩壊は少ないはずだ。山を超えると雨は少なくなる。瀬戸内側にでれば道路はなんら問題なくなる。大阪と逆に向かうように思われるが、194号線で西条市まで出なさい。とのアドバイスを頂いた。
 そして一言「万が一崖崩れに巻き込まれでもしたらすぐに電話ください。樹木医会高知県支部会員で重機をもって駆けつけるから安心しなさい。」とのお言葉。何よりも心強い励ましでした。樹木医同期生はありがたいものです。

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On 9月 19th, 2014, posted in: 樹木医アラカルト by KO