会員ブログ2021-06-20T19:09:12+09:00

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台湾の樹木(第3回)

台湾の植物第3回は台北植物園で見かけた植物の一部です。 台北植物園は、元は日本統治時代の1896年に台湾総督府が南方の植物を研究するために造った施設で、現在は林業試験場の管轄下にあります。約8ヘクタールもの広大な敷地に約1500種類もの植物が栽培されています。台北植物園へは、土壌改良の研修で行きましたので、樹木は通りすがりに少し見ただけなので、次回、台北に行く機会があれば、ゆっくり見たいところです。  最初は、「春不老」という木です。「春不老」はヤブコウジ科の常緑小高木で、和名は「コウトウタチバナ」と言います。国際自然保護連合のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

By |10月 24th, 2013|Categories: NPOおおさかの活動, 緑と樹木について|台湾の樹木(第3回) はコメントを受け付けていません

強運の持ち主

 我がN造園の元親方である義父は、非常に運が強い。詳しく言うと、よく賞品が当たるのである。ただ、本人はそれを強く望んでいるわけではないのだが、とにかく「なんや知らんけどよく当たる」のである。  義父はゴルフが趣味で、毎週のようにゴルフに出かけていく。その中でコンペといわれる大会も多数あり、よく出場している。ゴルフコンペは上位1~3位に豪華賞品が与えられるのだが、それだけではなく、きりのいい5位、10位や、ブービー賞など他の飛び賞も多数設定されていて、楽しみが多いそうだ。義父の腕前はなかなかのものらしいが、いつも上位に入賞できるというわけではない。しかし、必ずと言っていいほど賞が設定されている順位に入り、何か賞品をもらって帰ってくる。肉、米、バッグ・・・。結構豪華な賞品が多く、私もずいぶんいろんなものを分けてもらった。  また、義父はグランドゴルフもやっている。グランドゴルフというのは主に高齢の方がよくやる競技で、ゴルフのパターの腕を競うようなものだそうだ。ゴルフをやっている義父にとっては簡単だそうで、ホールインワンの景品であるティッシュが家に山積みにされていた。  先日、地獄のような暑さの中、義父に仕事を手伝ってもらっていた。3時になり休憩していると、お客さんが暑さを気遣って、おやつに「ガリガリ君」というアイスキャンディーを出して下さった。これはありがたい。火照った体を冷やすには、アイスが一番だ。おいしい、おいしいと、ソーダ味のガリガリ君を一気にたいらげた義父は、何やらアイスの棒を細い目で眺めていたかと思うと、おもむろにこう言った。 「なんか書いてあるで・・・。ア、タ、リ・・・。」  さすがだ・・・。こんな場でも強運を発揮するのか・・・。 「ひゃっひゃっひゃっ。ワシ、何でもよう当たんねん。」  義父は、当った賞品をなんでも他人に配ってしまう。いや、当ったものではなくても、他人にあげてしまう性格なのである。 「みんなに配ってたら、ワシの分が無くなってしもた・・・。」  と、よく言っている。しかし、この無欲さが強運をもたらしているのではないかと思うことがある・・・。 [...]

By |10月 18th, 2013|Categories: 樹木医アラカルト|強運の持ち主 はコメントを受け付けていません

秋の星空観察

朝、晩に秋の気配を感じる季節となりました。そこで、平成25年9月末の28日(土)、星空の観察のため奈良県の上北山村に出かけました。  大阪を昼過ぎに出発し、川上村へと車を走らせ、まずは大迫ダムの湖畔にある、入之波温泉(しおのはおんせん)に入湯。ここで汗を流し、さっぱりした後、上北山村に入り、R169からR309に入り、行者還トンネルの東側の小さな広場に車を止める。ここは標高が1,120mあり、目の前には大台ケ原の山並みが手に取るように良く見える。

By |10月 17th, 2013|Categories: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について|秋の星空観察 はコメントを受け付けていません

川迫川渓谷の散策

台湾研修から帰国した週末の平成25年9月22日(日)、奈良県天川村の川迫川(こせがわ)渓谷に出かけた。  台湾は蒸し暑かったが、ここは標高が800m位あり、大変涼しくて気持ちが良い。  あたりは秋の気配が忍び寄り、夏に比べて静かで、のんびりと読書でもしたい気分である。  林道を歩いていると、道沿いに「アケボノソウ」の可憐な花が咲いている。  「アケボノソウ」はリンドウ科センブリ属の2年草で、その名前の由来は、花弁の紫色の点と黄緑色の丸い模様を、夜明けの星空に見立てたものらしい。

By |10月 10th, 2013|Categories: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について|川迫川渓谷の散策 はコメントを受け付けていません

台湾の樹木(第2回)

 第1回に続き、台北市中で見た樹の紹介です。  最初はサルスベリの仲間の「大花紫薇」です。 「大花紫薇」は熱帯アジア原産で、高さは20mにもなるミソハギ科の落葉高木です。夏に、やわらかそうな桃色の花を咲かせます。

By |10月 8th, 2013|Categories: NPOおおさかの活動, 緑と樹木について|台湾の樹木(第2回) はコメントを受け付けていません

台湾の樹木(第1回)

先月、日台合同樹木研修会が台湾の台北市であり、平成25年9月12日~15日の4日間、台湾に滞在し、いろいろな樹木を見てきました。その中の一部を紹介します。  まず、台北市中で見た樹の紹介です。 最初に「水黄皮」という樹です。台北市内の公園等に植栽されています。マメ科の樹木で熱帯地域から亜熱帯地域で多く見られる樹木です。マメ科特有の奇数羽状複葉の葉を付けていて、花は清らかな香りがあります。実は油を多く含み。灯油や潤滑油と利用されてきました。

By |10月 7th, 2013|Categories: 樹木医アラカルト, NPOおおさかの活動, 緑と樹木について|台湾の樹木(第1回) はコメントを受け付けていません
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