会員ブログ2021-06-20T19:09:12+09:00

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韓国 老巨樹探訪 松廣寺の雙香樹に誘われて

平成26年4月10日、蘂だけになったサクラを車窓から眺めながら関西空港に向かった。往復10,000円の激安航空券をゲットして、韓国の王桜(ソメイヨシ)を見物がてら韓国 全羅南道 順天 松廣寺 天子庵の樹齢800年のビャクシン(雙香樹)を訪ねた。  釜山 金海国際空港から鉄道、バスを乗り継いで夜の7時に韓国南部の小都市 順天に着いた。予約したホテルは繁華街から離れた山の中の1軒家、タクシーの運転手も名前すら知らない宿泊施設、名前こそホテルだが建物の装いは立派なモーテルである。受付カウンターも双方の顔が見えないように30cm四方の小さな窓。カギとアメニティ袋を貰い照明の薄暗い部屋へ、ダブルベットと広い浴室、男女用の浴着、極めつけはアメニティ袋の中の洗面具に避妊具、ジェル等、六十路をとぼとぼ歩く老爺の一人旅には無縁でしょう・・・。    韓国で安宿は何度も宿泊したが、このようなサービスは初体験、翌日の田舎町のモーテルも同じサービスが、因みに1泊4,750円だった。

By |4月 27th, 2014|Categories: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について|韓国 老巨樹探訪 松廣寺の雙香樹に誘われて はコメントを受け付けていません

新人樹木医歓迎会を開きました!

平成26年2月22日に大阪市中央区の道頓堀ホテルにて、新人樹木医歓迎会を行いました。  4名の新人樹木医全員を含む総勢33名の参加となりました。  歓迎会では、はじめに真田理事長より歓迎と励ましの気持ちがこもった挨拶が行われました。また、食事をはさみながら、歓談およびその他先輩樹木医による挨拶や近況報告が行われ、引き続いて、新人樹木医による自己紹介と樹木医としての得意分野のアピールが行われました。

By |4月 23rd, 2014|Categories: NPOおおさかの活動|新人樹木医歓迎会を開きました! はコメントを受け付けていません

古市古墳群の巨樹と梅を訪ねて

 平成26年3月の講座は、古市古墳群を擁する藤井寺・羽曳野両市に点在する巨樹を求めて歩き、いにしえのロマン・謎・神秘に迫りました。  案内はNPOおおさかの真田俊秀樹木医にお願いしました。  午前9時に近鉄高鷲駅前に集合した受講者は11名、総勢14名での開催です。  藤井寺市から羽曳野市にかけて東西・南北約4kmの範囲に広がる古市古墳群。4世紀後半から6世紀中頃にかけて120基を超える古墳が築造され、現存する45基には、墳丘長200mを超える巨大な前方後円墳が7基も含まれています。堺市にある百舌鳥古墳群とともに、独特な墳墓の築造に膨大なエネルギーを注ぐという、他に類を見ない特異な文化がかつて日本に存在したことを物語る貴重な歴史資産であり、平成29年の世界文化遺産登録をめざしています。

By |4月 2nd, 2014|Categories: 樹木医アラカルト, NPOおおさかの活動, 緑と樹木について|古市古墳群の巨樹と梅を訪ねて はコメントを受け付けていません

「台湾大学の樹木QRコード」

先日、国立台湾大学構内をうろうろしていると、全ての高木につけられた樹名板にQRコードが記されていることに気づきました。最近は日本の公園などでもこのようなQRコードがついたサイン(看板)を見かけることがあります。樹木につけられたQRコードの場合は、樹木散策やオリエンテーション用にQRコードがつけられている場合が多いようです。台湾でも同じように樹木の解説などが登録されているのかとiphonで読み取ってみるとびっくり。樹木の診断内容まで記されているではありませんか。  樹木形状寸法、位置(座標)、樹木の解説、植栽時期などが細かく説明されています。過去の写真も数枚掲載されています。下に添付したのは診断内容の抜粋です。NPOおおさかで実施しているような本格的な診断内容が記されています。活力度判定も掲載されています。  私は過去に診断したカルテを探すのにいつも一苦労しています。それを考えるとなんと上手な管理方法だと感心しました。何よりも、樹木の前で過去の診断結果が分かると言うのは樹木医にとって便利この上ない素晴らしいことです。 NPOおおさかでも、診断した樹木にこのようなQRコードでの情報掲載を実現していただきたいものです。IT音痴の私には無理ですが。

By |3月 20th, 2014|Categories: 樹木医アラカルト|「台湾大学の樹木QRコード」 はコメントを受け付けていません

大雪の万博公園

 NPOおおさか緑と樹木の診断協会では、NHK文化センター梅田教室から受託し、「樹木医とめぐる巨樹・巨木」という現地講座を毎月(原則第2金曜日)開催しています。  平成26年2月の開催は、吹田市にある万博記念公園内の樹木を訪ねました。  案内は万博公園での勤務経験もある大槻憲章樹木医にお願いしましたところ、万博公園の植栽メンテナンスにかかわる信原元樹樹木医と岩井美菜子樹木医も応援に駆けつけてくれました。受講者は9名、総勢14名での開催です。  ご記憶の方も多いかとは思いますが、大阪万博は1970年、81の国と国際機関が参加して、戦後日本では東京オリンピックに次ぐ国際イベントとして行われました。  最終入場者数の6421万人は2010年の上海万博までトップであったとのことです。

By |3月 16th, 2014|Categories: 樹木医アラカルト, NPOおおさかの活動|大雪の万博公園 はコメントを受け付けていません

チャノキの伝来

 お茶といえば、煎茶・抹茶・紅茶・ウーロン茶など、いろいろある。 今回は、ツバキ科のチャノキが日本に入ってきた古い記録を書き、次回は飲料の茶葉を書く。 「類聚国史」(るいじゅうこくし 寛平4年、892年、菅原道真)に「弘仁6年(815年)4月に嵯峨帝(在位810~822年)が滋賀の唐崎の近くの崇福寺に寄られ、僧永忠が茶をさしあげたところ喜ばれた。 同年6月、畿内、近江、丹波、播磨などに植え、献じさせた。」 とある。  このチャノキは永忠が唐から持ち帰ったものというが、「日吉社記」では僧最澄が805年に持ち帰った、と書かれている。

By |3月 14th, 2014|Categories: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について|チャノキの伝来 はコメントを受け付けていません
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