紀伊大島の樹木

本州最南端に位置する和歌山県串本町は、太平洋に面していて、沖を流れる黒潮のせいもあり、年中、温暖な気候です。
 また世界で唯一の「非サンゴ礁海域に存在するサンゴ礁」があり、ダイビングやカヤック、釣りなどのマリーンスポーツが楽しめます。
 平成27年9月末には、すさみ町まで高速道路が延伸され、大阪からもずいぶん近くなった。
 その串本町の南端に紀伊大島という、面積約9.68km2、周囲28kmの小さな島があります。
 江戸時代は、大阪から江戸に向かう船の中継基地として、また捕鯨の港として大いに栄え、明治時代は年間千数百隻の千石船が停泊し、漁港としても大いににぎわったところでもあったそうです。
 現在は、くしもと大橋が出来、陸続きになり港も昔の面影はありませんが、沖合いを通る船は多相変わらず多く、飛行機も上空を通り、海や空の交通のおおきなポイントになっています。

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On 10月 18th, 2015, posted in: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について by KO

開成山の櫻

 仕事の関係で福島県郡山市を訪ねた時のことです。市街地に素晴らしいサクラの大木が並ぶ公園に気がつきました。開成山公園です。平成27年3月末の段階ではサクラのつぼみは未だ膨らんでいませんでした。開成山公園は1972年(昭和47年)3月31日に開設した総面積約30.3ヘクタールの都市公園です。園内には開成山総合運動場、隣接地には郡山総合体育館があり、福島県内では福島市のあづま総合運動公園と並ぶスポーツの拠点であり、福島県を代表する桜の名所でもあります。
 この公園のサクラがあまりに立派だったので、少し調べてみましたので紹介します。

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On 4月 10th, 2015, posted in: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について by KO

I樹木医との台湾紀行(その3:嗜好性診断)

 台湾に来ても料理と樹木の写真しか撮っていないI樹木医。I樹木医と1週間一緒に夕食を共にしました。そしてI樹木医の飲食物嗜好性がなんとなく分かってきました。夕食は私とI樹木医、そして台湾のパートナー日本人や台湾人と、または台湾の依頼者と一緒に食事をする機会がありました。

 私とI樹木医だけの食事は質素なものです。初日は二人で二件はしごしました。1件目は屋台風の豆乳屋での食事です。失礼な言い方ですが小汚い豆乳屋です。しかし、地元では有名で行列ができるお店です。看板は豆乳屋なのですが簡単な食事ができます。ここで頼んだ小龍包(ショウロンポウ)は蒸し器に10個入って80元(約310円)と安い。しかもジューシーで美味しいとI樹木医の顔もニッコリ。
 二件目は繁華街の裏路地にあるタイ料理と福州料理の看板のお店。福州とは台湾海峡をはさんだ中国の都市でアモイの北側に位置するところです。なぜタイ料理と福州料理が一緒のお店なのか不思議です。なんとなくタイ風の中華料理ですが、ここも安くてボリューム満点。I樹木医もご満悦です。

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On 3月 20th, 2015, posted in: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について by KO

I樹木医との台湾紀行(その2:台湾総督府の樹木診断)

 5週にわたる台北での剪定講習会に参加していたI樹木医に緊急依頼が舞い込んで来ました。台湾ではよくある話です。日本から樹木医が来ている。それならば、見て欲しい木があると連れてこられたのが台湾総督府です。

 台湾総督府は日清戦争後に割譲された台湾を統治するために日本人によって建てられた建物です。日本で最初に行われた設計コンペにより建物は1919年に完成しています。
 総督として赴任した乃木希典、児玉源太郎、明石元二郎など、民政長官に就任した後藤新平、農業技師として招かれた新渡戸稲造など、多くの歴史的人物がこの建物で職務を遂行しました。

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On 3月 17th, 2015, posted in: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について by KO

I樹木医との台湾紀行(その1:街路樹の診断)

 平成27年3月1日より大阪のI樹木医と一緒に台湾入りです。これから4月中旬まで延べ5週間に渡り、4名の樹木医さんによって台北で剪定実技講習会を開催します。台北市や大安森林公園基金会と言うところから依頼を受け、街路樹診断協会を通じて講師となる樹木医を募集したところ、I樹木医以外には、長野、福岡、長崎県の樹木医が講師と決まりました。I樹木医は先頭バッターで2週間滞在して頂きます。私はI樹木医の渡航にあわせて台湾出張ですが滞在は1週間だけです。I樹木医には引き続きもう1週間滞在いただくことになります。

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On 3月 14th, 2015, posted in: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について by KO

人工島―特異な植栽環境

今年2015年はなんと国際土壌年!です。(この国際土壌年というものが決まったのは第68回の国連総会(2013年)ですので、なんとも耳に新しい言葉ですね。)
 ありがたいことに私自身、樹木医の立場にあって、国内外で実に様々な土壌に出会いかつ頭を悩ませる機会に恵まれました。
その経験の中でも特徴的なもののひとつに、とある人工島があります。

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On 2月 26th, 2015, posted in: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について by KO

朝焼けの大普賢岳

暦の上では立春は通り過ぎたが、まだまだ寒い日々が続いている平成27年2月7日に、朝焼けの大普賢岳(標高1780m)を見るため大阪を午前1時に出発。
 大台ケ原ドライブウェイの入り口に到着すると、すぐ登山の用意をし、午前3時45分に出発。雪のため閉鎖されているドライブウェイを黙々と歩く。
 思ったほど雪は少なく、スノーシューを付けなくても十分歩けるが、夜道は周りの景色が見えないのであまり気分はいいものではない。
 歩くこと約3時間で、大峯奥掛道の展望が開ける場所に到着。寒い中、朝日が昇るのを待つ。風はほとんど無く、目の前には月と一緒に大普賢岳と修行の山で知られている山上ヶ岳(標高1719m)が良く見える。

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On 2月 15th, 2015, posted in: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について by KO

豪雨からの脱出(その3)あなどれない天候と通行止め

 平成26年8月2日の午後4時頃、松山から高知に向かって出発です。途中、陶芸で有名な松山市郊外の砥部焼きの窯元を訪れお皿を購入。ここから約2時間で高知市内に到着の予定です。道中で雨がだんだん激しくなってきましたが、何とか高知市内のホテルにたどり着きました。

ホテルに到着してすぐに高速道路高知道通行止めのニュースが流れてきました。台風11号の影響だと言う。「えっ!おかしい?」私は一昨日台風12号の影響から逃れて台湾から帰国してきたばかりではないか。なのに、なぜ台風11号が高知に?
台風11号はスピードが遅く、12号が先に台湾近郊を抜けて行ったようです。11号は遅かった分大型化し豪雨をもたらしました。結局この雨で高知市内に通じる全ての道が閉鎖され高知市は陸の孤島となってしまいました。そして私達は帰ることが出来なくなり翌日も高知市内で延泊です。会社も休むことになってしまいました。

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On 9月 13th, 2014, posted in: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について by KO

豪雨からの脱出(その2) 世界に広まれおもてなしの心

台風12号の影響もなく平成26年7月31日に無事台湾から帰国した私は、翌8月1日の早朝から母親、叔母、嫁を乗せて四国は松山まで長距離ドライブです。松山での法事は明日なので、今日はゆっくりと観光がてら、尾道市からしまなみ海道を通り四国入りです。これまで仕事でしまなみ海道を駆け抜けた事は有ったのですが、途中の島に下りて観光したのは初めてでした。運転があるためお酒が飲めずに残念ですが、お昼から美味しい海鮮料理を頂きました。どんよりと曇った空でしたが、観光中は雨にもたたられず、曇っていることが猛暑を緩和してくれるとこの天候を歓迎しておりました。

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On 9月 10th, 2014, posted in: 緑と樹木について by KO

豪雨からの脱出(その1) あなどれない天候と飛行機の欠航

平成26年は冷夏で大阪は21年ぶりに猛暑日が一日も無かったようです。長雨の日照不足は樹木にも何らかの被害を及ぼしていることでしょう。集中豪雨が各地に被害をもたらしました。土砂崩れで甚大な被害を受けた広島市の安佐南区は、私の勤める会社の広島営業所があるところです。住宅が密集する広島市内です。そんなところが土砂災害とは。。。。
 被災された皆様にお見舞い申し上げます。

 文明の力を用いて強固に造成したとしても、自然の地形と災害に対してはこうも無力なのかと改めて思い知らされました。自然と関わりの深い樹木医の活動ですが、もっともっと謙虚に自然と対峙しなくてはと考えさせられます。

 今年はエルニーニョ現象の年ですから天候不順は予測されていましたが、ここまで異常気象になるとは思っても見ませんでした。最近、アジア諸国に出張する機会が多くなり、気候風土の異なる各地を飛び回っています。大阪をあける期間が多くなっている私ですが、5月~7月の大阪はすごく暑かったと記憶しています。台湾から帰国して大阪の方が暑いと思ったくらいです。なのに、8月が記録的な冷夏というのですから驚きです。いくらエルニーニョの年とは言え。。。。

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On 9月 7th, 2014, posted in: 緑と樹木について by KO