サガリバナが開花しました。
鴻原弘樹2011-07-24T23:29:29+09:00種子から育てたサガリバナが、2年半にしてようやく開花しました。
ヤマモモの実が赤く熟れる季節になってきましたが、先日、和歌山県串本町の山林でヤマモモの実を採っていた人がサルと間違えられ散弾銃で撃たれて死亡するというニュースが流れていました。
さて、大阪府堺市役所の前の通り、大小路筋にあるケヤキの街路樹の葉が急に赤くなりました。 現地を見に行ったところこの有様です。 隣にあるケヤキはコフキタケの攻撃により2006年の11月に突然倒木しています。 恐ろしいですね。
4月から5月頃にきれいな花を咲かせるツツジ類を育てている方は多いと思いますが、その増殖までされている方はどれだけおられるでしょう?
先日、長野県で日本樹木医会の総会が行われ参加してきました。 今回はその模様をお伝えしようと思っていましたが、長野市から松本市へ向かう途中の道中で たくさんの花を付けた樹木があちこちにありましたので、ご紹介したいと思います。 この樹木があるすぐそばに住んでおられるおじいさんとお話をしていると、 この樹木は、「アカシア」とのことでした。 実はアカシアと日本で言われている樹木、本当はハリエンジュ(ニセアカシア)なんです。 この樹木もハリエンジュでした。アカシアには、ギンヨウアカシア、フサアカシア、 モリシマアカシアなどがあります。先日のブログにも未確定ですが雲竜アカシアなんてのも 存在するようです。 アカシアは2~3,4月ごろに黄色の花が咲きますが、画像のハリエンジュ(ニセアカシア)は 5~6月ごろが花の時期で、白色の花です。 ちょうど通りかかった時がハリエンジュ(ニセアカシア)の花のピークのようでした。 元々は北アメリカ原産で日本には明治時代初期に渡来し、成長が早いことから砂防用に 植えられたようです。しかし、現在は野生化したものも多いようです。 確かに花の時期でなければ見過ごしていたかもわかりませんが、いたるところにハリエンジュ(ニセアカシア) がありました。本当にあっちにも、こっちにも咲いていました。 近くによってみますと、さすが満開です。花の香りが漂っていました。食べてはいませんが、 花も葉も食べられるようです。恥ずかしながら、私は食べられることを知りませんでした。 花の期間は短いのでちょっと損した気分です。 写真にはとれてませんが、たくさんの虫や蜂が花のまわりをせわしく飛んでいました。 おいしいと言われるアカシアのはちみつはこのハリエンジュ(ニセアカシア)の蜜だそうです。 しかし、日本に渡来してから100年あまりで非常に多くの野生化したものが存在することを 考えると、少なからず日本の生態系への影響があるのでしょう。おいしいはちみつが食べれるのは いいことですが・・・ いずれにしても、大阪ではなかなかお目にかかれない光景でした。 KO
茨木市の安威に須賀神社という神社があります。 その神社の御神木としてクスノキが崇められております。 樹高27m、枝張り25m、幹周6.8mという非常に立派なクスノキで、 大阪府の天然記念物にも指定されております。 このクスノキに十数年まえ頃から少しづつ枝枯れが増えてきて、 2年前には参拝者に危険だという事で枯れ枝の撤去がほどこされました。 この頃の幹を見てみると、幹周の1/3位の皮が剥げ落ち、 幹も半分くらい生気が見られませんでした。 最近、このクスノキを見に行くと、まったく精気がありません。 樹皮の剥げも広がっており、幹がすべて枯死している感じです。 どうやら白紋羽病にやられたような感じです。 長い歴史を刻んだクスノキが、今まさに終わりを告げようとしている様は 見るに堪えないものがあります。 MM記
ソテツの種と言うとあまりなじみがないかもしれませんが、昔は、表面を加工してサルの人形として縁日などで 売られているのをよく見かけました。朱色が際立っていたのが懐かしい思い出です。ところが今は、種子の心皮が 悪魔の羽としてインターネットで売られているのを知り、なんでも売れるものだと時代の変化に驚いています。 ところで、ソテツの種から出芽するところはなかなか見る機会が少ないと思います。 普通、植物は種子の片方から芽をだし、その反対側から根を出して成長していきます。 ところがソテツは、種子から先ず芽株を作ります。その芽株から出芽し、根を出して成長していきます。傾いた ソテツに芽株が多いのは、幹が倒れた時に少しでも早く芽を吹く為の準備かもしれませんね。 MM記
以前からブログで数回にわたってご紹介してきました、「木材腐朽菌モデル対策現地検討会」が開催されることが決定しました。 参加してみたいと思われる方は、以下のリンクから申込書をダウンロードして頂き、お申込みください。 河内長野市の総合公園内のシラカシの腐朽病害を診断 日 時 平成23年3月1日(火) 13:00~16:30 場 所 大阪府河内長野市 寺ヶ池公園 内 容 シラカシの診断と対策と、樹木による解説 (シラカシに加害する木材腐朽菌(コフキタケ)の腐朽状況、枯れ枝の除去、土壌改良の要領など) 主 催 (社)ゴルファ-の緑化促進協力会、共催 (財)日本緑化センター お申込み 平成23年2月25日(必着) ・スケジュール・申込書( PDF 588KB) 申込書( Word 3.8MB)