豪雨からの脱出(その1) あなどれない天候と飛行機の欠航

 平成26年は冷夏で大阪は21年ぶりに猛暑日が一日も無かったようです。長雨の日照不足は樹木にも何らかの被害を及ぼしていることでしょう。集中豪雨が各地に被害をもたらしました。土砂崩れで甚大な被害を受けた広島市の安佐南区は、私の勤める会社の広島営業所があるところです。住宅が密集する広島市内です。そんなところが土砂災害とは。。。。
 被災された皆様にお見舞い申し上げます。

 文明の力を用いて強固に造成したとしても、自然の地形と災害に対してはこうも無力なのかと改めて思い知らされました。自然と関わりの深い樹木医の活動ですが、もっともっと謙虚に自然と対峙しなくてはと考えさせられます。

 今年はエルニーニョ現象の年ですから天候不順は予測されていましたが、ここまで異常気象になるとは思っても見ませんでした。最近、アジア諸国に出張する機会が多くなり、気候風土の異なる各地を飛び回っています。大阪をあける期間が多くなっている私ですが、5月~7月の大阪はすごく暑かったと記憶しています。台湾から帰国して大阪の方が暑いと思ったくらいです。なのに、8月が記録的な冷夏というのですから驚きです。いくらエルニーニョの年とは言え。。。。

 梅雨明け後、7月末まで晴天が続き猛暑でした。そんな中、急遽7月27日から31日まで台湾出張が入りました。31日の帰国日に台風12号がもっとも台北に接近するとの天気予報を現地で聞き、飛行機が飛ぶのかヒヤヒヤしていました。
 昨年の同じく7月の台湾出張では、台風の直撃を受け帰国できなくなりました。帰国日に高校生時代のクラブの集まりがあったのですが、参加できなくなってしまいました。これまで何度と無く天候不順による飛行機の欠航や遅延にあった事があります。  近年台湾では台風が大型化しています。韓国や中国沿岸部ではあまりなかった台風に近年襲われるようになって来ています。やはり地球規模の気候変動が起こっていると考えたほうがよさそうです。我々が出来ることを少しでもやっていきましょう。そして樹木をもっと守っていきましょう。

 今回は帰国翌日に、法事で母親と叔母と嫁を車で愛媛県松山市まで連れて行かねばならず、飛行機が欠航したらまずいなと気がかりでした。しかし、私は晴れ男! 台風12号は台湾から離れ、八重山諸島よりに進路をかえ朝鮮半島方向に抜けました。おかげで今回は予定通り帰国でき、翌日は愛媛県に向けて長距離ドライブです。

 

 

 昨年7月の台風7号は台湾に大きな被害をもたらした。風速32.7~36.9m/sとされており、台湾では中規模の台風となるが、台北市の樹木被害は甚大であった。そして私は帰国できなくなった。

笠松 滋久

On 9月 7th, 2014, posted in: 緑と樹木について by KO
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