豪雨からの脱出(その3)あなどれない天候と通行止め

 平成26年8月2日の午後4時頃、松山から高知に向かって出発です。途中、陶芸で有名な松山市郊外の砥部焼きの窯元を訪れお皿を購入。ここから約2時間で高知市内に到着の予定です。道中で雨がだんだん激しくなってきましたが、何とか高知市内のホテルにたどり着きました。

 ホテルに到着してすぐに高速道路高知道通行止めのニュースが流れてきました。台風11号の影響だと言う。「えっ!おかしい?」私は一昨日台風12号の影響から逃れて台湾から帰国してきたばかりではないか。なのに、なぜ台風11号が高知に?
台風11号はスピードが遅く、12号が先に台湾近郊を抜けて行ったようです。11号は遅かった分大型化し豪雨をもたらしました。結局この雨で高知市内に通じる全ての道が閉鎖され高知市は陸の孤島となってしまいました。そして私達は帰ることが出来なくなり翌日も高知市内で延泊です。会社も休むことになってしまいました。

 


 8月3日 高知市内全域に避難勧告がでて誰もいない「はりまやばし」。当日、床上・床下浸水、道路の冠水など大きな被害を高知にもたらした。

 天候をあなどっていました。台風12号をかわしてきた自分にとって、台風11号の存在をあまり気にかけませんでした。直前まで台湾にいたせいもあり、日本に上陸する台風情報にうとかった点もありますが、そもそも天気をあまり気にしていませんでした。帰国便の飛行機の欠航は気になりましたが、まさか、高知市内すべての道路が通行止めになるなんてことは考えませんでした。

 土砂崩れ災害があった広島市も、大雨で避難勧告が出されている高知市も、共に整備された近代都市です。たかだか台風と侮る無かれ。舗装されているから、コンクリートで作られているから安全なわけではありません。その下の基盤ごと流されてしまえば、舗装などひとたまりもありません。コンクリート造の建物でも水につかったら何も出来ません。自然災害の前には無力なことを改めて知らされたこの8月です。

 笠松 滋久

On 9月 13th, 2014, posted in: 樹木医アラカルト, 緑と樹木について by KO
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